令和4年の宅地造成費控除の金額

 

本日、国税庁のサイトにて、令和4年分の宅地造成費の金額表が公表されました。

 

東海三県の金額表を確認したところ、平坦地に適用される土盛費や土止費の他、傾斜地に適用される造成費が、前年より増額になりました。

 

材料代等の高騰や職人さんの人手不足が影響していると思われます。

 

なお、東海三県の金額表は例年同一のものであり、各造成費の金額もすべて同じ金額です。

平坦地の宅地造成費(令和4年分)

工事費目 造成区分 金額
整地費  整地を必要とする面積1㎡当たり 700円
伐採・抜根費  伐採・抜根を必要とする面積1㎡当たり 1,000円
地盤改良費  地盤改良を必要とする面積1㎡当たり 1,600円
土盛費  他から土砂を搬入して土盛りを必要とする場合の土盛り体積1㎥当たり 7,300円
土止費  土止めを必要とする場合の擁壁の面積1㎡当たり 74,400円

傾斜地の宅地造成費(令和4年分)

傾斜度 金額
   3度超   5度以下 18,700円/㎡
   5度超 10度以下 22,600円/㎡
 10度超 15度以下 34,000円/㎡
 15度超 20度以下 47,100円/㎡
 20度超 25度以下 52,300円/㎡
 25度超 30度以下 57,700円/㎡

土盛費単価の推移

土盛費の単価の6年間の推移

土止費単価の推移

土止費の単価の6年間の推移

傾斜地(5度以下)の造成費単価の推移

傾斜角度3度超5度以下の傾斜地の造成費単価の6年間の推移

傾斜地(10度以下)の造成費単価の推移

傾斜角度5度超10度以下の傾斜地の造成費単価の6年間の推移

傾斜地(15度以下)の造成費単価の推移

傾斜角度10度超15度以下の傾斜地の造成費単価の6年間の推移

傾斜地(20度以下)の造成費単価の推移

傾斜角度15度超20度以下の傾斜地の造成費単価の6年間の推移

傾斜地(25度以下)の造成費単価の推移

傾斜角度20度超25度以下の傾斜地の造成費単価の5年間の推移

傾斜地(30度以下)の造成費単価の推移

傾斜角度25度超30度以下の傾斜地の造成費単価の5年間の推移

弊所では、宅地造成費控除の金額を正確に計測することに力を入れています。

 

詳しくは、「宅地造成費の高精度計測」のページをご覧ください。